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『きりん』を読む・19
今回は、1952(昭和27)年の10月号から12月号の合計3冊を取り上げる。 1950年代初頭は、関西の美術界においていくつもの新たな潮流が生まれたと同時に、前衛絵画と書や生け花などの異種領域が相互に交流した刺激と実験に充ちた時期と言える。...
miyao0107
4月15日読了時間: 8分
閲覧数:22回
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『きりん』を読む・番外編3
『きりん』 1960年7月号30頁 (エディターズミュージアム所蔵) 今回は、どうしても書き留めておきたいことがあり、年代記的に『きりん』の内容を紹介する連載をお休みして、ここ数日の想念を書かせていただきたい。...
miyao0107
3月29日読了時間: 3分
閲覧数:18回
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『きりん』を読む・18
今回は、1952(昭和27)年の7月号から9月号の合計3冊を取り上げる。 サンフランシスコ講和条約を経て、政治的に国家の主権を取り戻した我が国ではあったが『きりん』の誌面に現れた市井の人々の生活には、深い戦争の傷痕が残ったままだった。...
miyao0107
3月17日読了時間: 8分
閲覧数:31回
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『きりん』を読む・17
今回は、1952(昭和27)年の4月号から6月号の合計3冊を取り上げる。 年を追うごとに浮田さんと星さんが訪ね歩く学校現場から寄せられる詩、作文、絵画など子どもたちの作品は着実に充実を見せるようになる。 この流れと並行して、関西の文学者や画家が『きりん』に作品を寄せる機...
miyao0107
3月1日読了時間: 8分
閲覧数:43回
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『きりん』を読む・16
今回は、1952(昭和27)年の1月号から3月号の合計3冊を取り上げる。日本が国として独立を果たした気運が乗り移ったかのような誌面の充実を読み取ることができる。 竹中、坂本、足立らが呼び込む先鋭の作家や詩人による読み物に加え、吉原の紹介も得て浮田さんが培った画家との交友が...
miyao0107
2月15日読了時間: 8分
閲覧数:30回
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『きりん』を読む・15
今回は、1951(昭和26)年の9月号から12月号の合計4冊を取り上げる。今回で昨年9月に発刊した「焼け跡の『きりん』」で扱った範囲の概要紹介を終えることになる。 創刊号以降の『きりん』を丁寧に精読する作業を通じて、自分自身の目で草創期のプロの画家による挿絵が徐々に子ども...
miyao0107
1月31日読了時間: 9分
閲覧数:43回
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姫路文学館「坂本遼展」初日訪問記
透き通った青空に映える姫路文学館(建築は安藤忠雄) 去る12月7日の土曜日、折からの県知事選の喧騒がたなびく気配の中、姫路城の裏手にひっそりとある姫路文学館を訪ねました。 考えてみれば、虚ろな情報を運ぶ記号と化した言葉が飽和状態を超えたこの国で、坂本遼のつむぐ、あたかも...
miyao0107
2024年12月15日読了時間: 4分
閲覧数:41回
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生誕120年記念 詩人 坂本遼展
※姫路文学館公式サイトより 今月7日(土)から、兵庫県姫路文学館で企画展「生誕120年記念 詩人 坂本遼展」が始まります。ちょうど、浮田要三が生誕100年記念ですから、私たちはこの機会に坂本さんと浮田さんの14年にわたる『きりん』をめぐる関係性を想像することが出来ます。...
miyao0107
2024年12月2日読了時間: 3分
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『きりん』を語る会@月花舎 2024.11.4
月花舎・窓際の風景 去る11月4日(月・祝)の18時より、神保町月花舎に於いて「『きりん』を語る会」が盛会の内に無事終了しました。短い宣伝期間だったにもかかわらず、20名弱の参加者を得ることが出来ましたのは、月花舎関係者各位のおかげです。心より感謝いたします。...
miyao0107
2024年11月17日読了時間: 4分
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子どものまなざしと詩
これらは、1957(昭和32)年6月号の『きりん』の児童作品欄に選ばれた詩です。毎号『きりん』の巻頭には「特選詩」という数編の作品のみの特別な枠が設けられており、数々の名作がそこに掲げられましたが、上の三つの詩は特選詩ではありません。...
miyao0107
2024年10月26日読了時間: 4分
閲覧数:38回
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今、『きりん』を読むということ。
この度、畏友の赤羽卓美氏のご仲介により、我が青春の街・東京神田神保町にあるカフェ月花舎様で「『きりん』を語る会」を開いていただけることになりました。 https://l.facebook.com/l.php?u=http%3A%2F%2Fgekkasha.modalbeat...
miyao0107
2024年10月16日読了時間: 4分
閲覧数:120回
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『きりん』を巡る歴史の実像
私は「大阪国際児童文学館」がかつて大阪時代の『きりん』全巻を所蔵した施設であり、残念ながら今では存在せず、多くの資料が大阪府立中央図書館に移されていることなどを、以前から人伝に聞いて知っていました。 ここに、それ以上の関心を持たなかった私が、上に掲げた鳥越信氏による『蔵書...
miyao0107
2024年9月30日読了時間: 4分
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浮田要三生誕百年記念日を迎えて
完成したばかりの「焼け跡の『きりん』」(題字:猿澤恵子) 2024年9月15日の今日は、1924年9月15日に生まれた現代美術作家浮田要三の百回目の誕生日です。 前回のブログで、この生誕百周年を記念して「焼け跡の『きりん』」と題した児童詩誌『きりん』の研究報告書を発行す...
miyao0107
2024年9月15日読了時間: 3分
閲覧数:163回
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『きりん』を読む・番外編2
来る9月15日は、現代美術作家・浮田要三生誕百年の記念日となります。 「浮田要三と『きりん』の資料室」では、小﨑唯さんをはじめ関係者各位のご協力により 児童詩誌『きりん』を創刊号から一冊ずつ読み進めて来た成果を「焼け跡の『きりん』」と題した中間報告書にまとめました。...
miyao0107
2024年8月31日読了時間: 4分
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『きりん』を読む・14
今回は、1951(昭和26)年の7月号、8月号の2冊を取り上げる。後に浮田さんはこの年は「現代美術」の視点から見た表紙絵の傑作が輩出した、と回想された。わけても、8月号の「夕日の中を走る汽車」は最高傑作と言われ、浮田さん自身がアーティストとして大きな影響を受けた作品である。...
miyao0107
2024年8月15日読了時間: 5分
閲覧数:42回
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『きりん』を読む・13
今回は、1951(昭和26)年の4月号、5月号、6月号の三冊を取り上げる。4月号には、苦渋の決断として、これまで30円だった売価を40円に値上げすることが告知されている。坂本は、初期に寄せた闇市の少年画家の物語を想起させる「すり」の少女を描いた読み物を寄稿しているが、おそら...
miyao0107
2024年7月31日読了時間: 7分
閲覧数:18回
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『きりん』を読む・8
1950(昭和25)年の4月号を取り上げる。この号では、創刊から3冊目、4冊目の1948(昭和23)年の4~6月号(4月と5月は合併号だった)以来となる吉原治良が挿絵とエッセイを寄せている。初期『きりん』と比べて、編集の実務が浮田さんと星さんに委ねられて以降の吉原による寄稿...
miyao0107
2024年5月15日読了時間: 8分
閲覧数:42回
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『きりん』を読む・7
1950(昭和25)年1月から3月までの3冊を取り上げる。就学前から『きりん』に登場した「天才少女」山口雅代さんが、小学1年生にして特集される。また、「共同募金」「ふく員列車」と題された綴方からは敗戦直後の世相が色濃く現れている。東京に異動した井上靖の芥川賞受賞を子どもたち...
miyao0107
2024年4月30日読了時間: 6分
閲覧数:60回
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『きりん』を読む・1
№1 第1巻第1号:1948(昭和23)年2月号 表紙絵:脇田 和 挿画:小松益喜 表紙裏には、もくじと竹中郁による詩「星座楽」 特選詩数=5 詩数=25 綴方数=2 図1. (エディターズミュージアム所蔵)...
miyao0107
2023年9月15日読了時間: 7分
閲覧数:138回
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ボクとモノ 浮田要三の自画像
「子ども美術教室」こそは、子どもからほとばしる芸術の泉であって、誰も遮ることができない、自由のもとにある、人間でいちばん強い力をもった雰囲気の会合であったと思われます。 大人とか子どもとか、先生とか生徒とかの区別はなく、その時はすべて平等な人間であったといわねばなりません。...
miyao0107
2023年9月15日読了時間: 3分
閲覧数:79回
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